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株式会社が多い・新卒の求人
日本の大卒生が就職するところのほとんどは、株式会社だと思いますが、そのような求人で検索してみると、最近では、新卒生の求人だけでなく、既卒のための求人や、中には新卒の障碍者のための求人も見つかります。就職活動も、だいぶいろいろなタイプが受け入れられるようになってきたようです。筆者が就職活動をしていた当時は、就職氷河期と言われていて、いい企業の求人がなかったり、思うような就職活動ができなかったりするような時代でした。筆者も、個人的にイタリアへ留学しに行こうと思っていましたから、新卒では就職せず、個別塾の講師になって、アルバイトをしていました。普段は夕方から授業があり、あまり稼げませんでしたが、夏季講習などでは、朝から晩まで授業があって、いい稼ぎになりました。そこの塾に勤めに来ていて、学生ではない人は、会社をリストラされた男性だとか、大学院生を辞めて、塾講師としてやっていこうとしている男性だとか、さまざまでした。中には、翻訳家なのですが、官公庁の仕事が突然なくなったので、塾に来て、減った収入を間に合わせているという男性もいました。当時は、TOEIC900点もあるというその男性がめずらしくて、すごいと思いましたが、翻訳家なら900点は当たり前だということを後になって、知りました。しかも、自分も翻訳家を目指して、勉強したりした結果、TOEIC900点を取ることができて、案外簡単に900点取れると思いました。